解急蜀椒湯
🌿 この漢方を一言で言うと
解急蜀椒湯は、冷え腹、急性胃腸炎、腹痛が気になるときに候補となる漢方です。
📖 解説
この処方を考える目安として、体力中等度以下で、腹部が冷えて痛み、あるいは腹が張って、ときに嘔吐を伴うという体質・状態に、冷え腹、急性胃腸炎、腹痛などの症状が組み合わさっていることが挙げられます。
漢方では、同じ症状があっても、体力や体質、症状の組み合わせ、経過などによって適する方剤が変わります。そのため、病名や症状名だけで決めるのではなく、その人のからだ全体の状態を合わせて考えることが大切です。
特に「冷え腹」「急性胃腸炎」「腹痛」など、いくつかの症状が重なっているかどうかを確認すると、この処方が自分の状態に近いか考えやすくなります。
漢方では、同じ症状があっても、体力や体質、症状の組み合わせ、経過などによって適する方剤が変わります。そのため、病名や症状名だけで決めるのではなく、その人のからだ全体の状態を合わせて考えることが大切です。
特に「冷え腹」「急性胃腸炎」「腹痛」など、いくつかの症状が重なっているかどうかを確認すると、この処方が自分の状態に近いか考えやすくなります。
こんな症状に適しています
冷え腹、急性胃腸炎、腹痛
出典
一般用漢方製剤製造販売承認基準
成分・分量(一般用漢方製剤承認基準)
蜀椒 1-2、加工ブシ 0.3-1、粳米 7-8、乾姜 1.5-4、半夏 4-8、 大棗 3、甘草 1-2、人参 2-3、膠飴 20(膠飴はなくても可)
効能・効果(一般用漢方製剤承認基準)
体力中等度以下で、腹部が冷えて痛み、あるいは腹が張って、 ときに嘔吐を伴うものの次の諸症: 冷え腹、急性胃腸炎、腹痛
📚 参考資料
- 厚生労働省:一般用漢方製剤製造販売承認基準 (一般用漢方製剤の効能・効果、成分・分量など)
- PMDA:一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索 (一般用漢方製剤の添付文書・使用上の注意など)
- 厚生労働省:一般用漢方製剤の使用上の注意(令和8年8月25日一部改正) (最新の一般用漢方製剤の使用上の注意改訂情報)
- PMDA:医薬品等安全性情報・安全対策に関する通知等 (一般用医薬品を含む安全性情報の確認)
- 日本東洋医学会:漢方の診察・治療について (証・四診・気血水などの基本概念)
- 日本東洋医学会:漢方Q&A (証・随証治療などの基本的な説明)
- 日本東洋医学会:漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン(KCPG) (現代の診療ガイドラインにおける漢方製剤の位置づけ)
- 富山大学和漢医薬学総合研究所:伝統医薬データベース (方剤の構成生薬・適応病態・原典などの確認)
本ページの解説は、公開されている学会・公的機関等の情報を参考に整理しています。医薬品の使用にあたっては、最新の添付文書等もご確認ください。