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例:葛根・かっこん・補血・利尿

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か行

29件

かしゅう

ツルドクダミの塊状根を用いる生薬。滋養や強壮を目的とする利用で知られる。

基原・使用部位タデ科ツルドクダミの塊状根 / タデ科(Polygonaceae)のツルドクダミPolygonum multiflorum Thunbergの塊根で、しばしば輪切される

主な特徴・役割滋養・強壮などを目的に用いられる

かっこん

クズの根を用いる生薬。発汗や筋肉のこわばりなどに関係し、かぜの初期などの処方にも用いられる。

基原・使用部位マメ科クズ等の根 / マメ科(Leguminosae)のクズPueraria lobata Ohwiの周皮を除いた根

主な特徴・役割発汗・解熱・鎮痛などを目的に配合され、首すじや肩のこわばりに関係する処方でも用いられる

かっせき

天然の鉱物性生薬で、主として含水ケイ酸マグネシウムからなる。利尿などを目的とする処方に配合される。

基原・使用部位主として天然の含水ケイ酸マグネシウムからなる鉱物

主な特徴・役割利尿などを目的に用いられ、尿量が少ないときなどの水分代謝に関係する処方で使われる

かろこん

キカラスウリなどの根を用いる生薬。乾燥や熱感を伴う状態に伝統的に用いられる。

基原・使用部位ウリ科キカラスウリ等の根 / ウリ科(Cucurbitaceae)のTrichosanthes kirilowii Maximowicz、キカラスウリTrichosanthes kirilowii Maximowicz var. japonica Kitamura 又はオオカラスウリTrichosanthes bracteata Voigtのコルク層をできるだけ除いた根

主な特徴・役割清熱・潤燥などを目的に用いられる

かろにん

キカラスウリ類の種子を用いる生薬。乾いた咳などに関係する利用がある。

基原・使用部位ウリ科キカラスウリ等の種子 / ウリ科(Cucurbitaceae)のTrichosanthes kirilowii Maximowicz、キカラスウリ Trichosanthes kirilowii Maximowicz var. japonica Kitamura又はオオカラスウリ Trichosanthes bracteata Voigtの種子

主な特徴・役割潤燥・鎮咳などを目的に用いられる

かんきょう

ショウガの根茎を蒸して乾燥したもの。生姜より温める方向の作用を重視して使われる。

基原・使用部位ショウガ科ショウガの根茎を加工したもの / ショウガ科(Zingiberaceae)のショウガZingiber officinale Roscoeの根茎を湯通し又は蒸したもの

主な特徴・役割温中・散寒・健胃などを目的に用いられる

かんぞう

甘味の強い生薬で、多くの漢方処方に配合される。筋肉のけいれんなどの急迫症状をやわらげる目的でも用いられる。

基原・使用部位マメ科カンゾウ等の根・ストロン / マメ科(Leguminosae)のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロンで、ときには周皮を除いたもの(皮去りカンゾウ)

主な特徴・役割緩和・止痛などを目的に幅広く配合される

がいよう

ヨモギ類の若葉を用いる生薬。止血や月経に関係する症状に用いられてきた。

基原・使用部位キク科ヨモギ等の若葉 / キク科(Compositae)のヨモギArtemisia princeps Pampanini又はオオヨモギArtemisia montana Pampaniniの葉及び枝先

主な特徴・役割止血・調経などを目的に用いられる

ききょう

キキョウの根を用いる生薬。のどの腫れや痛みなどに関係する処方で知られる。

基原・使用部位キキョウ科キキョウの根 / キキョウ科(Campanulaceae)のキキョウ Platycodon grandiflorus A. De Candolleの根

主な特徴・役割鎮咳・排膿などを目的に用いられる

きくか

キクの頭状花を用いる生薬。特に頭部や目の不調などに伝統的に用いられる。

基原・使用部位キク科キク等の頭状花 / キク科(Compositae)のシマカンギク Chrysanthemum indicum Linné又はキクChrysanthemum morifolium Ramatulleの頭花

主な特徴・役割清熱・解毒・発散などを目的に用いられる

きこく

枳殻(きこく)は、ダイダイなどの成熟した果実を用いる生薬です。芳香性をもつミカン科の生薬で、漢方では理気を目的とする処方などに用いられます。

基原・使用部位ダイダイ(Citrus aurantium var. daidai)、Citrus × aurantium、ナツミカン(Citrus natsudaidai)の成熟した果実。

主な特徴・役割芳香性をもつ生薬で、漢方では理気を目的とする処方などに用いられます。

きじつ

ダイダイなどの未熟果を用いる生薬。胸腹部の張りや胃腸の不調に関係する処方で使われる。

基原・使用部位ミカン科ダイダイ等の未熟果 / ミカン科(Rutaceae)のダイダイCitrus aurantium Linné var. daidai Makino、Citrus aurantium Linné又はナツミカンCitrus natsudaidai Hayataの未熟果実をそのまま又はそれを半分に横切したもの

主な特徴・役割理気・健胃などを目的に用いられる

きっぴ

橘皮(きっぴ)は、ミカン類などの成熟した果皮を用いる生薬です。芳香性があり、健胃、駆風、去痰などを目的として用いられます。

基原・使用部位タチバナ、コウジ、ザボン、ウンシュウミカンなどの成熟した果皮。

主な特徴・役割芳香性をもち、健胃、駆風、去痰などを目的として用いられます。

きょうかつ

セリ科植物の根茎や根を用いる生薬。頭痛や上半身の痛みなどに関係する処方に伝統的に用いられてきた。

基原・使用部位セリ科植物の根 / セリ科(Umbelliferae)のNotopterygium incisum Ting ex H. T. Chang又は Notopterygium forbesii Boissieuの根茎及び根

主な特徴・役割発汗・鎮痛などを目的に用い、頭痛や肩・上半身の痛みに関係する処方で配合される

きょうにん

アンズの種子を用いる生薬。アミグダリンなどを含み、せきや痰に関係する処方などに用いられる。

基原・使用部位バラ科アンズの種子 / バラ科(Rosaceae)のホンアンズPrunus armeniaca Linné、アンズPrunus armeniaca Linné var. ansu Maximowicz、又はPrunus sibirica Linnéの種子

主な特徴・役割鎮咳・去痰・潤腸などを目的に用い、呼吸器症状や便通に関係する処方で配合される

くじん

クララなどの根を用いる非常に苦味の強い生薬。アルカロイド類などを含み、皮膚症状などにも伝統的に利用されてきた。

基原・使用部位マメ科クララ等の根 / マメ科(Leguminosae)のクララSophora flavescens Aitonの根で、しばしば周皮を除いたもの

主な特徴・役割清熱・消炎などを目的に用い、皮膚症状に関係する処方や外用にも利用される

けいがい

荊芥の花穂・茎葉を用いる生薬。発汗や皮膚症状などに用いられてきた。

基原・使用部位シソ科荊芥の花穂・茎葉 / シソ科(Labiatae)のケイガイSchizonepeta tenuifolia Briquetの花穂

主な特徴・役割発汗・発散などを目的に用いられる

けいし

ケイの若枝の皮などを用いる生薬。冷えや発汗異常に関係する代表的な生薬。

基原・使用部位クスノキ科ケイなどの若い枝

主な特徴・役割発汗・温通・健胃などを目的に用いられる

けいひ

桂皮(けいひ)は、クスノキ科のCinnamomum cassiaの樹皮を用いる生薬です。特有の芳香があり、漢方処方では発汗・解熱、鎮痛や芳香性健胃などを目的とする処方に配合されます。

基原・使用部位クスノキ科(Lauraceae)のCinnamomum cassia J. Preslの樹皮又は周皮の一部を除いた樹皮

主な特徴・役割発汗・解熱、芳香性健胃、駆風などを目的として用いられる生薬。漢方では感冒、身体疼痛、腹痛などを含む多くの処方に配合される。

こうい

米や麦のでんぷんを麦芽で糖化して作る生薬。甘味をもち、緩和を目的に使われる。

基原・使用部位米・麦などのでんぷんを糖化したもの / イネ科(Gramineae)トウモロコシZea mays Linné、トウダイグサ科 (Euphorbiaceae)キャッサバManihot esculenta Crantz、ナス科(Solanaceae) ジャガイモSolanum tuberosum Linné、ヒルガオ科(Convolvulaceae)サツマイモIpomoea batatas Poiret若しくはイネ科(Gramineae)イネOryza sativa Linnéのデンプン又はイネの種皮を除いた種子を加水分解し、糖化したもの

主な特徴・役割補養・緩和などを目的に配合される

こうか

ベニバナの花弁を用いる生薬。月経や血行に関係する処方に用いられてきた。

基原・使用部位キク科ベニバナの花弁 / キク科(Compositae)のベニバナCarthamus tinctorius Linnéの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧搾して板状としたもの

主な特徴・役割活血・調経・鎮痛などを目的に用いられる

こうぶし

ハマスゲの根茎を用いる芳香性の生薬。月経や気分の変化などに関係する処方に使われる。

基原・使用部位カヤツリグサ科ハマスゲの根茎 / カヤツリグサ科(Cyperaceae)のハマスゲ Cyperus rotundus Linnéの根茎

主な特徴・役割理気・鎮痛・調経などを目的に用いられる

こうべい

イネの果実、いわゆるうるち米を用いる生薬。栄養補給や処方の調和を目的として配合される。

基原・使用部位イネ科イネの果実 / イネ科(Gramineae)のイネOryza sativa Linné の果実

主な特徴・役割滋養・緩和などを目的に用いられる

こうぼく

ホオノキ類の樹皮を用いる生薬。胃腸の膨満感などに関係する処方で知られる。

基原・使用部位モクレン科ホオノキ等の樹皮 / モクレン科(Magnoliaceae)のホオノキMagnolia obovata Thunberg(Magnolia hypoleuca Siebold et Zuccarini)、Magnolia officinalis Rehder et E.H. Wilson又はMagnolia officinalis Rehder et E.H. Wilson var. biloba Rehder et E.H. Wilsonの樹皮

主な特徴・役割健胃・鎮吐・理気などを目的に用いられる

ごしつ

イノコズチ類の根を用いる生薬。月経や痛み、尿の不調などに関係する処方で使われる。

基原・使用部位ヒユ科イノコズチ等の根 / ヒユ科(Amaranthaceae)のAchyranthes bidentata Blume又はヒナタイノコズチ Achyranthes fauriei H. Léveillé et Vaniotの根

主な特徴・役割活血・調経・利尿などを目的に用いられる

ごしゅゆ

ゴシュユの果実を用いる芳香性の生薬。冷えを伴う頭痛や胃腸症状などに関係する。

基原・使用部位ミカン科ゴシュユ等の果実 / ミカン科(Rutaceae)のEuodia officinalis Dode (Evodia officinalis Dode)、Euodia bodinieri Dod(e Evodia bodinieri Dode)又はゴシュユ Euodia ruticarpa Hooker filius et Thomson (Evodia rutaecarpa Bentham)の果実

主な特徴・役割温中・健胃・鎮痛などを目的に用いられる

ごぼうし

ゴボウの果実を用いる生薬。のどの腫れなどを伴う状態にも用いられてきた。

基原・使用部位キク科ゴボウの果実 / キク科(Compositae)のゴボウArctium lappa Linné の果実

主な特徴・役割清熱・排膿などを目的に用いられる

ごま

ゴマの種子を用いる生薬。油脂などを含み、滋養や乾燥に関係する処方に用いられてきた。

基原・使用部位ゴマ科ゴマの種子 / ゴマ科(Pedaliaceae)のゴマSesamum indi- cum Linné の種子

主な特徴・役割滋養・潤燥などを目的に用い、乾燥や便通に関係する処方で配合される

ごみし

チョウセンゴミシの果実を用いる生薬。酸味が強く、咳や汗などの症状に関係する。

基原・使用部位モクレン科チョウセンゴミシの果実 / マツブサ科(Schisandraceae)のチョウセンゴミシSchisandra chinensis Baillonの果実

主な特徴・役割鎮咳・止汗・強壮などを目的に用いられる