🌿 この病気は?
「気管支拡張症」と「肺気腫」は同じ病気ではありません。このページでは、疾患マスターで一つの項目として管理しているため、両者を分けて整理します。
気管支拡張症は、気管支が傷害を受けて拡張したまま戻らなくなり、慢性的な咳、痰、息苦しさなどを起こす状態です。原因は一つではなく、感染症、ほかの呼吸器疾患、免疫・自己免疫に関係する病気などが背景にあることがあります。
肺気腫は、肺胞を含む肺の構造が壊れ、肺の弾性が低下する病態です。喫煙などを背景としたCOPDの一部としてみられることがあります。
「咳や痰が長く続く」「階段や歩行で息切れする」といった症状があっても、原因は一つとは限りません。気管支拡張症、COPD、喘息、感染症などを区別して考えることが大切です。