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ツムラ小柴胡湯エキス顆粒(医療用)

製品基本情報
漢方名小柴胡湯
メーカー株式会社ツムラ
YJコード5200073D1117
承認番号16100AMZ03280000
添付文書改訂年月2023-12
識別コード・内容量・包装・製剤の性状
識別コード内容量包装剤形色におい味
TJ-9-500g[ボトル] / 2.5g×42包[分包] / 2.5g×189包[分包]顆粒剤淡黄褐色特異なにおい僅かに甘い
構成生薬
順序PMDA生薬名分量出典原文
1日局サイコ7.0g日局サイコ 7.0g
2日局ハンゲ5.0g日局ハンゲ 5.0g
3日局オウゴン3.0g日局オウゴン 3.0g
4日局タイソウ3.0g日局タイソウ 3.0g
5日局ニンジン3.0g日局ニンジン 3.0g
6日局カンゾウ2.0g日局カンゾウ 2.0g
7日局ショウキョウ1.0g日局ショウキョウ 1.0g
エキス情報・含有量
エキス名含有量・分量出典原文
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.5gを含有する。本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス 4.5gを含有する。
添付文書情報(改訂年月:2023-12)
Warnings
本剤の投与により、間質性肺炎が起こり、早期に適切な処置を行わない場合、死亡等の重篤な転帰に至ることがあるので、患者の状態を十分観察し、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常、胸部X線異常、胸部CT異常等があらわれた場合には、ただちに本剤の投与を中止すること。,,,,,,咳嗽、呼吸困難、発熱等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
禁忌(次の患者には投与しないこと)
インターフェロン製剤を投与中の患者,肝硬変、肝癌の患者,,,,慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万/mm3以下の患者,,,,,
効能・効果
1.体力中等度で上腹部がはって苦しく、舌苔を生じ、口中不快、食欲不振、時により微熱、悪心などのあるものの次の諸症:諸種の急性熱性病、肺炎、気管支炎、気管支喘息、感冒、リンパ腺炎、慢性胃腸障害、産後回復不全2.慢性肝炎における肝機能障害の改善
用法・用量
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
使用上の注意
〈効能共通〉本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意すること。,,他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。〈慢性肝炎における肝機能障害の改善〉本剤を投与中は、血小板数の変化に注意し、血小板数の減少が認められた場合には、投与を中止すること。,,,,,
特定の背景を有する患者に関する注意
著しく体力の衰えている患者副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。肝硬変、肝癌の患者投与しないこと。間質性肺炎が起こり、死亡等の重篤な転帰に至ることがある。,,,,慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万/mm3以下の患者投与しないこと。肝硬変が疑われる。,,,,慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万/mm3超~15万/mm3以下の患者慎重に投与すること。肝硬変に移行している可能性がある。,,,,妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
インターフェロン製剤インターフェロン-α(スミフェロン等)インターフェロン-β(フエロン等),間質性肺炎があらわれることがある。機序は不明カンゾウ含有製剤芍薬甘草湯補中益気湯抑肝散 等グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・L-システイングリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・DL-メチオニン配合錠 等ループ系利尿剤アゾセミドトラセミドフロセミド 等チアジド系利尿剤トリクロルメチアジドヒドロクロロチアジドベンチルヒドロクロロチアジド 等,,偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。グリチルリチン酸及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。間質性肺炎(頻度不明)咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、咳嗽、呼吸困難、発熱等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。,,,,,,,,,偽アルドステロン症(頻度不明)低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。,ミオパチー、横紋筋融解症(いずれも頻度不明)低カリウム血症の結果として、ミオパチー、横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣・麻痺、CK上昇、血中及び尿中のミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。,肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)AST、ALT、Al-P、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。過敏症消化器泌尿器頻度不明発疹、瘙痒、蕁麻疹等食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘等頻尿、排尿痛、血尿、残尿感、膀胱炎等
薬物動態
健常人に単回経口投与した時の血漿中濃度推移から得られた薬物動態学的パラメータは次のとおりである 。血中濃度パラメータグリチルレチン酸(n=5)バイカリン(n=6)tmax(hr)2.5g投与群14.8±0.57.3±1.47.5g投与群13.2±1.47.3±0.8Cmax(ng/mL)2.5g投与群34.0±7.316.7±3.97.5g投与群119.4±13.354.2±9.4平均値±S.D.
薬効薬理
肝再生促進作用DMN肝障害ラットに肝部分切除後混餌投与したところ、肝臓においてHGF値が上昇し、TGF-β値が減少した 。肝線維化抑制作用ラット肝星細胞において、増殖及び筋線維芽細胞様細胞への形態転換を抑制し、I型及びIII型プロコラーゲンmRNA発現を抑制した (in vitro)。DMN又はPSによる肝線維化モデルラットに混餌投与したところ、マロンジアルデヒド濃度の上昇が抑制された(in vivo)。また、ラット肝星細胞及び肝細胞において、酸化ストレスを抑制した (in vitro)。免疫調整作用マクロファージ(Mφ)活性化作用ラットに経口投与したところ、肝Mφが活性化された 。サイトカイン産生調節作用マウス肝類洞内皮細胞のインターロイキン(IL)-1産生を増加させた (in vitro)。健常人及び慢性肝炎患者末梢血単核細胞において、IL-1β、IL-6、GM-CSF及びTNF-γの産生を誘導した (in vitro)。C型慢性肝炎患者の末梢血単核細胞において、IL-10の産生を誘導し、IL-4及びIL-5の過剰産生を抑制した (in vitro)。健常人及びHBe抗原陽性慢性活動性肝炎患者の末梢血単核細胞において、IFN-γの産生量を増加させた, (in vitro)。natural killer(NK)細胞活性化作用マウスに経口投与したところ、NK細胞活性が増強した 。抗アレルギー作用Compound 48/80惹起マウス腹腔内肥満細胞において、ヒスタミン遊離及び脱顆粒を抑制した (in vitro)。ハウスダスト及び抗ヒトIgE添加時の好塩基球からのヒスタミン遊離を抑制した (in vitro)。活性酸素抑制作用マウスに経口投与したところ、エンドトキシンによるスーパーオキシドジスムターゼ及びグルタチオンペルオキシダーゼ活性の低下を改善した 。肝障害抑制作用ラットに経口投与したところ、D-ガラクトサミンによる肝細胞膜及び小胞体酵素の障害 、血清AST及びALTの上昇、血清総蛋白及びアルブミンの低下がそれぞれ抑制された 。アルコール性脂肪肝モデルラットに経口投与したところ、肝内の脂肪滴増加が抑制された 。ラットに混餌投与したところ、ジエチルニトロサミン(DEN)による肝臓の8-hydroxy-2'-deoxyguanosine(8-OHdG)の上昇が抑制された 。肝血流量低下抑制作用エチオニン添加コリン欠乏食による慢性肝障害モデルラットに経口投与したところ、肝組織血流量低下が抑制された 。肝再生促進作用ラットに経口投与したところ、全肝虚血再潅流(Pringle法)併用による肝部分切除後の肝再生が促進された 。ジメチルニトロサミン(DMN)肝障害ラットに肝部分切除後経口投与したところ、肝における再生率及び再生細胞数が増加した 。肝線維化抑制作用DMN又はブタ血清(PS)による肝線維化モデルラットに混餌投与したところ、肝臓のI型コラーゲンの沈着が抑制された。また、α-SMA陽性肝星細胞数が減少し、肝臓のレチノイド濃度の減少が抑制された 。Choline-deficient L-amino acid-defined(CDAA)食による肝線維化モデルラットに経口投与したところ、肝ハイドロキシプロリン、血清ヒアルロン酸の増加、肝組織中のIII型プロコラーゲンα1 mRNA発現及び活性化星細胞増殖が抑制された 。免疫調整作用マウスに経口投与したところ、Candida parapsilosisに対する貪食活性が亢進した 。免疫複合体除去作用B/W F1マウスに経口投与したところ、LPSによる血中免疫複合体除去能低下が抑制された 。胃粘膜障害に対する作用ラットに経口投与したところ、エタノール及び水浸拘束ストレスによる胃粘膜病変を抑制した 。
取扱い上の注意
本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。
包装
500g[ボトル]2.5g×42包[分包]2.5g×189包[分包]
主要文献
内田英二ほか:臨床医薬. 1997;13(18):4687-4709Ono, M. et al. :J. Pharm. Pharmacol. 2000;52:111-118Kayano, K. et al. :J. Hepatol. 1998;29:642-649Shimizu, I. et al. :Hepatology. 1999;29(1):149-160Fujiwara, K. et al. :J. Ethnopharmacol. 1995;46:107-114溝口靖紘:消化器科. 1990;12(2):143-151Yamashiki, M. et al. :J. Clin. Lab. Immunol. 1992;37:111-121Yamashiki, M. et al. :Hepatology. 1997;25(6):1390-1397Kakumu, S. et al. :Int. J. Immunopharmac. 1990;13(2/3):141-146Kaga, H. et al. :Acta Med. Biol. 1991;39(4):161-167Toda, S. et al. :和漢医薬学会誌. 1987;4(2):77-81谷崎勝朗ほか:臨牀と研究. 1991;68(7):2173-2178Sakaguchi, S. et al. :Biol. Pharm. Bull. 1993;16(8):782-786Araki, N. et al. :Acta Histochem. Cytochem. 1988;21(5):439-453Ohta, Y. et al. :Am. J. Chin. Med. 1997;25:333-342戸田隆ほか:アルコール代謝と肝. 1988;7:371-375Shiota, G. et al. :Hepatology. 2002;35(5):1125-1133栗原毅ほか:診断と治療. 1993;81(3):740-745宇佐美真ほか:漢方医学. 1990;14(4):121-127Miyamura, M. et al. :J. Pharm. Pharmacol. 1998;50:97-105Sakaida, I. et al. :J. Hepatol. 1998;28:298-306丸山博文ほか:炎症. 1988;8(1):65-66田中盛久ほか:和漢医薬学会誌. 1987;4(3):406-407Kase, Y. et al. :Biol. Pharm. Bull. 1997;20(11):1155-1159
主要文献請求先
株式会社ツムラ お客様相談窓口東京都港区赤坂2-17-11 〒107-8521TEL:0120-329-970 FAX:03-5574-6610
製造販売業者等
製造販売元株式会社ツムラ東京都港区赤坂2-17-11
情報源・データベース収録情報

添付文書改訂年月:2023-12

添付文書ソース:pmda_my_sgml_xml_20260903/SGML_XML/ツムラ小柴胡湯エキス顆粒(医療用)/460026_5200073D1117_1_18.xml

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